ツーリングに持っていくべき物

楽しくツーリングするために持っていくべきものとは

ライダーの方々の楽しみとしてはやはりツーリングがあります。
通勤通学などにバイクを使っているという人も、長い距離を自由に走る、また目的地まで寄り道をしながら走るツーリングは、バイクのりの楽しみ、特権です。

ライダーの持ち物はそのライダーがどのくらいツーリングの経験を持っているのか、どういうスタイルでツーリングをするのかによって、大きく違うが出てきます。
人によっては必要ないものも持っていけるのならもっていこうと考えますし、人によってはコンパクトに荷物をまとめようとします。

どの位の期間のツーリングになるのかなどによっても持ち物が違ってきますが、安全に楽しくツーリングを行うために、必須となる基礎グッズを紹介します。

絶対に持って行ってほしい安全にツーリングするための用具

まずは地図、ナビがありますが、地図をもっていく方がこの先どんなルートになるのか見当をつける事が出来ます。
1日日帰りというツーリングでも雨が降ってくるといやなので、雨が降ってくるときのためにまた防寒として、レインウエア、防水グッズなどをもっていく方が安全です。

車載工具を含めて左右レバーが交換できるくらいのリペアキット、季節の変わり目には防寒着もコンパクトに畳めるものをもっていくといいと思います。
ティッシュにガムテープ、特にキャンプツーリングに行く場合には必ず持っていきます。

救急セット(小さいものでいい)、健康保険証、免許証等は必須です。
健康保険証は以前、コピーでも診察してくれたのですが、今はどの病院もコピーはだめといわれるので、持っていく方がいいと思います。

眼鏡やコンタクトをされている方は、スペアになるもの、コンタクトは使い捨てがあれば多めに持っていくと安心です。
カメラは携帯、スマホでもかわりになりますが、より本格的に思い出を残すならカメラをもっていく方がいいエス。

財布、さらに排水溝などに鍵を落としてどうしようもなくなったという話もよく聞くので、スペアキーをもっていく方がいいと思います。

バイクに自賠的、任意保険が入っているでしょうか

通常バイクに自賠責保険や任意保険の証書が入っているはずです。
自賠責保険は携帯義務がある保険なので、必ずバイクに保管してください。

又任意保険についても、万が一事故を起こした時にすぐ連絡が必要となるので持っている方が安心です。
万が一ということは考えたくないのですが、もしも交通事故を起こした場合にこうした証書がないと面倒なことになります。

250cc以上のバイクには車検証の携帯義務もあるので、必ず持っていくことが必要です。
そして着替えですが、かさばるのでコンパクトに収納できるもの、また必要な物だけ持っていきます。
最悪安いものを現地で購入できると考えてもいいでしょう。

ツーリングにおすすめな懐中電灯とランタン

ツーリングに大事なものは色々とある

色々と大事なものをツーリングでは持っていくこととなりますが、外にずっといるためどこへ行く時にも持って行くようにしましょう。
当然ながら免許証も必要であり、免許不携帯となると罰金を支払わなければなりません。
そして財布も当然ながら必要で、高速などに乗る際には料金を支払うこととなります。

連絡手段としては携帯電話がありますが、カメラやナビゲーション機能が付いているものがいいでしょう。
暑さ対策などではハンカチや手ぬぐいが必需品で、夏には便利で乾きも早くなります。

ティッシュも走っている時にヘルメットのシールド部分に虫などが飛び込むことがあったり、トイレットペーパーの代用として活用できます。
他にも紫外線対策で日焼け止めクリームを用意するといいでしょう。

懐中電灯もツーリングでは必需品

ツーリングでは夜も走ることがありますので、懐中電灯も必需品です。
懐中電灯は色々な種類があり、ベルトで頭へ固定するヘッドライト型などがあり、灯りもLEDが使われていることがあります。

輝度を選択していくこともできますが、懐中電灯の耐久性などもチェックしておきましょう。
日が暮れていくと懐中電灯が無い時は、水を飲んでいくことができません。

懐中電灯は単三電池を利用することが多いため、準備をあらかじめ行っておきましょう。
単三電池を1本使用しているだけでも明るくて、電池の寿命が長くなっているLEDライトを利用しているケースが多いです。

スマートフォンなどの電子機器について、互換性もツーリングでは考えておきたいので、単三電池が望ましいです。
ヘッドライトだとヘルメットの上に巻いていくこともできるため、十分使っていくことが出来ます。

ランタンもツーリングでは活用できる

休憩を夜間に取っていく時などでランタンも必要となります。
ご飯を作ることがあったり地図を眺めていきながら、明日のツーリングのルートをチェックするというケースもあることでしょう。

そんなツーリングで使っていくランタンを選んでいく時のポイントとしては、まずどこで利用するランタンか判断しましょう。
テントの中で利用したり、外で使っていくかでランタンの選び方が大きく違ってきます。
テント内で使っていくならば、ランタンの燃料は電池にしましょう。

ツーリングの途中で外で宿泊するケースもあります。
そんな時にテントを用意する時は、換気も考えておきましょう。
外で利用する時は、基本的にランタンはどれでも問題ありません。

サイズはキャンプツーリングにおいて利用するランタンとなりますので、小さい方が収納力もあるためお勧めです。
荷物を極力減らせるようにする場合は、電池で利用するランタンがいいでしょう。

冬ツーリングの注意点

冬ツーリングの醍醐味を知る

これから冬にバイクでツーリングを行いたいと考えた時、その魅力を考えていくことでしょう。
実は季節としては寒さを感じる時期ですが、冬ツーリングは体に優しいです。
というのも昔は冬というのは、バイクだと暖機運転を行わなければ乗ることができないといわれていた乗り物でした。

しかし現在ではFI化によって快適な走行ができるようになっています。
空冷エンジンであるセローというのは、夏は長い距離を走って行くと熱ダレすることがあります。

冬は空冷が威力を発揮していきますので、ツーリングをしていても快適に感じることができます。
爽快感も冬ツーリングでは感じることができるでしょう。

そして道路が空いているというのも冬ツーリングの醍醐味です。
どうしても渋滞が多くなってしまう夏場やゴールデンウィーク中などは、ツーリングには向いていません。

しかし正月などは帰省によって街中が空いていることが多いです。
昼間に都心部をツーリングしてもいいでしょう。
虫なども多くありませんので、苦手という方にも向いています。

注意点はツーリング中の保温

冬ツーリングにおいて注意しなければポイントとして、最も大切なのはライダーの保温です。
体が徐々に冷えていきますので、風を通さない服装を着用しなければなりません。
ジャケットやパンツを選んでいくとともに、保温素材のフリースなどを下に着るようにしましょう。

ただ寒ければ多く着るという定義は合っていません。
ごわごわになってしまうと、冬ツーリングを行う際に操作を妨げてしまうことがあります。

組み合わせも気をつけなければなりませんので、着用には注意しましょう。
さらにジャケットの袖口であったり、襟元より風が入ってきてしまいます。
急激に体温を下げていきますので、ツーリングにおいて開口部は要注意です。

近年は電池やバッテリーを利用して、電源に発熱していくジャケットであったりパンツも多く販売しています。
財布に余裕があった時は活用していくと、ゴワゴワになったりモコモコになることがありません。
グローブの選択についても、ウインターグローブなどを利用して寒さを防いでいくように最善を尽くしましょう。

ツーリングのプランは夏以上に気をつける

冬の間は日が早く落ちてしまいますので、目的地や自宅にたどり着くプランを綿密に組んでいくようにしましょう。
そして休憩時も体温を下げていかないようにホットコーヒーを飲みたいところでしょう。
しかしコーヒーは利尿効果が高く、走行風によって冷えてしまうとトイレにすぐ行きたくなってしまいます。

極力コーヒーは避けながらツーリングを行うようにしましょう。
冬ツーリングは寒さの対策だけではありません。
コース編成もしっかりと時間を考えて組んでいきましょう。

初めてのツーリングで気を付けること

初めてツーリングに出かけるときには、楽しみやわくわく感もありますが、それと同時に不安な気持ちもあるものではないでしょうか。
ツーリングに限らず、初めての経験というのは何かと不安になってしまうものですし、当日までなかなか眠れないという夜が続くこともあるかもしれません。
ここでは、初めてツーリングに出かける方のために必要な情報をいくつかまとめてみました。
安全にツーリングを行うためにも是非参考にしてみてください。

周囲の動向に気を付ける

ツーリングサークルなどに入り、仲間たちとツーリングに出かける際には、周囲の動向にも気を配る必要があります。
みんなでペースを守って走っているのに一人だけペースを乱してしまうような行動をとるのはマナー違反です。

一人だけスピードを出してしまったり、明らかに他のメンバーよりも遅いスピードで走ってしまうと、全体のペースが乱されてしまい、決まった時間までに目的地につけなくなってしまいます。
仲間とのツーリングは共同作業なので、決して自分だけ良ければ良いというような考え方はせず、協調性を持って行動するようにしましょう。

時には、ガソリンスタンドに寄らずにそのまま目的地へ出発するケースもあります。
こうしたケースでは、ガソリンを入れ忘れていたり、残量が少ないとエンストしてしまう可能性もあります。
こうなるとメンバー全員に迷惑をかけてしまうことになるので、必ずツーリング前日までにはガソリンを入れておくようにしましょう。

また、当日の朝に気付いた場合には隠さずに正直に話し、途中でガソリンスタンドに寄って貰うなどしましょう。

持ち物は前日までにチェック

ツーリングに出かけるには手ぶらというわけにはいきません。
必要となる持ち物は必ず事前にチェックし、当日忘れ物がないようにしましょう。

最低限必要となるものには、まず雨合羽が挙げられます。
特に遠方へツーリングに出かける際には、目的地付近の天気は分かりません。
また、山を越えていく際には山だけ天気が悪いということもありますから、雨合羽は絶対に忘れないようにしましょう。

ツーリングといっても様々なツーリングがありますから、目的に応じて荷物は変える必要があります。
キャンプツーリングだと当然テントや調理器具、また様々なアウトドアツールが必要となりますし、どこかで一泊するツーリングなら着替えなども必要となります。

ツーリングの目的に応じて荷物を揃え、前日までにチェックは終わらせておきましょう。
どうしても心配な場合、一緒にツーリングに行くサークルのリーダーに相談してみるのも良いかもしれません。
初心者のうちは聞かないと分からないことも沢山ありますから、分からないことは遠慮なく聞いた方がツーリングを思い切り楽しむことができます。