ハーレーと共にアメリカンバイクの歴史を作ったインディアン

ハーレーと共にアメリカンバイクの歴史を作ったインディアン

アメリカでもっとも古いブランド

日本国内では様々なバイクブランドに関心を持つファンが多くいますが、渋さ感じさせるバイクが好きな方から特に高く支持されているのがインディアンです。
インディアンモーターサイクルは、アメリカでも最も古い歴史を持っているブランドです。

創業以来様々なモデルを登場させてきましたが、特にスカウトとチーフは多くのファンを抱える程の人気を博しました。
またマン島TTレースでは、1位から3位まですべてインディアンのバイクで占められるなど華やかな成績を納めました。

ただ現在まで順風満帆だったわけではなく、数回の倒産を繰り返してきたと聞くと驚く方もいることでしょう。
しかし現在ではワイルドなモデルを販売し、日本国内のファンから愛され続けています。

1901年にバイクを初めて発売

日本国内でも多くのファンを持つインディアンは、1901年に初めてとなるモデルを発売しました。
アメリカにおけるバイクの歴史に関して、最も古いとされるバイクブランドの誕生と言えます。
その後大排気量のバイクを発売し、ワイルドなタイプのバイクを好むファンから高い支持を受けました。

インディアンの製品はアメリカ以外の国でも人気となり、その中には日本も含まれています。
日本国内では警察が使用する車両としても採用され、品質という点でも高く評価されたのです。

インディアンは、その後世界中のバイクファンから知られているポラリスが経営権を取得しました。
高性能のエンジンを搭載し、パワフルで快適にドライブを楽しめる製品を販売し続けています。

業績悪化の理由

アメリカ人たちに好まれるパワフルで男性的なフォルムが魅力のインディアンですが、これまでに幾度となく倒産を繰り返しています。
業績が悪化した理由として、人々の注目がバイクから自動車へとシフトしてしまったことが挙げられます。
アメリカ本土ではバイクの人気は絶大でしたが、徐々に自動車に人々の目が向かうようになったのです。

インディアンのバイクも他社製品と同様に売り上げが減少していき、業績が悪化してしまいました。
1953年になり、ついに会社を解散してしまったのです。

一時的にインディアンの製品は姿を消してしまいましたが、投資家によって再興が行われました。
しかしなかなか経営がうまくいかず、何度も倒産を繰り返すこととなりました。

ハーレーと比較されることが多い

インディアンのバイクと聞くと、ハーレーをイメージするバイクファンも少なくありません。
フォルムやエンジンなどがハーレーに似ていることもあるので、このように考えるのは不思議ではないと言えます。

もともとハーレーとインディアンは、いずれも大型のVツインエンジンを古いモデルでも使用していました。
サイズは日本で販売されていたモデルとは比較にならないほど大型なので、ハーレーとインディアンを比較する方がいるのは当然のことかもしれません。

バイクの全損と半損の違いとは

全損とされる3つのケース

交通事故に遭い、所有するバイクが故障してしまうことがあります。
修理代のうち過失分は自腹で払う必要がありますが、車両保険に加入していると過失分の補償が受けられます。
その際「全損」か「半損」によって、受けられる補償が異なります。

全損とされるのは、次の3つに該当するものとされています。
「車が修理できない状態になってしまった」「盗難によってバイクが見つからない」、また「修理代が車両保険で定められた金額を超えてしまった」というケースです。
交通事故に遭って修理代が多くかかる場合には、全ての修理代を加入している保険会社が払ってくれるわけではありません。

半損の場合でも補償が受けられる

半損に関してですが、人によっては分損と呼ばれることもあります。
半損とされるのは、車両保険で定められた範囲内の金額で修理ができるケースです。
車両保険で定められた範囲を超えてしまうほどの修理代だった場合には、半損にはならず全損扱いとなります。

全損の場合には補償が受けられますし、半損についても同様です。
交通事故に遭ったバイクが故障をしてしまうことはあり得ますが、半損と判断される場合であっても保険金は支払われるので安心してください。

補償額の算定に関して

交通事故でバイクが故障してしまうと、修理をしなければなりません。
ただ修理にかかる代金のすべてを保険会社が払ってくれるわけではなく、一定の計算方法で出た金額分を補償してくれます。
一般的なバイク保険についている車両保険の場合、バイクの価値は年月の経過とともに徐々に低くなっていく「経年減価」という方法で計算されます。

バイクは自動車に比べて資産価値が低いと言われており、減価償却期間も短いものです。
そのため、保険会社が払った金額では満足できる程度まで修理ができないことも多いものです。
保険会社に対して不満を抱いてしまう方もいますが、バイク保険に加入する前にはこの点に関して十分に理解しておく必要があります。

修理する前に考えたいこと

所有しているバイクが交通事故によって故障してしまったとき、車両保険を使ってすぐに修理しようと思う方も多いことでしょう。
しかし修理をしても、納得できる保証が受けられない場合もあります。

修理が不十分だった場合、がっかりしてしまうことでしょう。
所有しているバイクが古いので今後買い替えを検討している場合には、修理するかどうかしばらく考えてみる必要があります。

修理をせず、修理代を受け取って新しい車両を購入する際の資金に充てることもできます。
古いバイクに乗っている方は、特にじっくりと検討してみることが大事です。
交通事故に遭ったら混乱してしまうかもしれませんが、修理をするかどうか冷静に判断するようにしましょう。

いざという時役に立つ弁護士特約

特約の中でも特に重要

バイクに乗っていると、様々な事故に遭う可能性があります。
バイクが故障してしまうだけではなく、相手にケガをさせてしまうことがあります。
このようなときに備えたいのがバイク保険ですが、今回注目したいのは特約です。

いろんな特約がある中で、できるだけ付けておきたいのが「弁護士特約」と呼ばれるものです。
現在では様々な保険会社からバイク保険が販売されており、「弁護士特約」を付けられるタイプは多いと言えます。

「弁護士費用等補償特約」と呼ばれることもある特約ですが、弁護士に相談をするときに保険会社が費用を支払ってくれます。
相手のケガが大きい場合などには、特に付けておいてよかったと思うことでしょう。

もらい事故で交渉を弁護士が代行

交通事故に遭ったとき、全てのケースに関して保険会社が代わりに交渉するわけではありません。
意外に思われるかもしれませんが、自分に全く非がないケースでは、加入している保険会社は動いてくれません。
いわゆるもらい事故なったときには、保険に加入している本人が相手方の保険会社と示談交渉をしなければなりません。

保険の素人相手に相手方の保険会社は手を抜くことなく、相手にメリットがある案を提示します。
このようなときに弁護士特約を付けておけば、示談交渉を弁護士が行ってくれるので安心です。

一般に示談交渉を弁護士に依頼すれば、費用がかかってしまいます。
しかし弁護士特約を付けておけば、かかる費用は一定額まで加入している保険会社が払ってくれます。

大きな事故につながりやすいバイク運転

自動車に乗る場合には、車体に守られているので安心感があります。
これに対してバイクの場合には、体を包み込んでくれるものがありません。
自動車に比べ、バイクで運転をしていて事故を起こすと大きなダメージを受ける可能性が高まります。

バイクが転倒すると、体を地面に強打してしまうこともあり得ます。
強い衝撃で骨折をするなど大きなけがを負いやすく、後遺障害が残ってしまう可能性もあります。

バイクを運転する方は、バイク保険に必ず加入しておく必要があります。
また大きなけがをしてしまう恐れがあるので、弁護士特約も付けておくことが大切です。

かかる費用以上にメリットが大きい

バイク保険につけられる弁護士特約では、弁護士費用が300万円、また法律相談費用は10万円が一般的です。
万が一の時に弁護士特約を付けておけば、裁判をするときにかかる高額の費用を保険会社が払ってくれるので安心です。

月々支払う保険料は数百円程度アップしますが、弁護士のサポートを受ける必要がある場合のメリットが大きいと言えます。
またストレスがかかる示談交渉も、全て弁護士が対応します。
無駄な時間をかけませんし、精神的にもずっと楽になることでしょう。

バイクの貸し借りで保険は適用されるのか

バイクに乗るなら保険加入は必須

普段は自動車に乗るので、バイクが必要になったときには友人に借りようと思っている方はいませんか。
もしも他人のバイクに乗る場合には、保険のことを考えておかなければなりません。
自動車では一時的に乗る必要がある場合、一日保険に加入することができます。

しかしバイクの場合には、一日保険というものがありません。
一日だけバイクに乗るので一日保険に入ればいいと思っても、加入することはできません。
バイクは自動車とは違い体を車体で保護しないので、事故に遭った場合に大きなけがをしてしまう恐れがあるからです。

一日保険に加入できないので、その他の方法を検討する必要があります。
くれぐれも、対策を講じないままバイクを友人から借りて乗らないようにしてください。

運転者年齢条件を変更する

バイクに普段から乗る方のために、保険会社ではバイク保険の商品を用意しています。
バイク保険では、補償対象者を限定する「運転者年齢条件」があります。
「年齢を問わず補償」「21歳以上補償」「26歳以上補償」という3つのタイプが用意されており、これらのうち1つを選択することが可能です。

もしも友人からバイクを借りる場合には、自分の年齢に合わせて運転者年齢条件を変更してもらうという方法を採用することも可能です。
年齢条件を変更すれば、友人のバイクを借りて事故を起こしてしまっても、補償を受けることが可能になります。
しかし「年齢を問わず補償」に変更すると保険料がアップしてしまうので、この点には注意が必要です。

他者運転特約をつける

バイク保険の中には、他者運転特約というものがあります。
もしも友人などのバイクに乗って交通事故を起こしてしまった場合でも、修理代など補償を受けることができます。
対人と対物の両方に関して補償が受けられるので、相手が大きなけがをしてしまったときに高額の治療費を支払ってくれます。

ただ注意したいポイントとして、修理代を受け取るためには、車両保険を付帯する必要があります。
自分のバイクを持っていて保険に加入している、ただ修理中で友人のバイクを借りないといけないときにはこの特約を付けておくと安心です。

ドライバー保険に加入する方法もオススメ

ドライバー保険は、自家用車を所有していないけど他人の車を借りて運転する可能性がある方向けの保険です。
この保険は自家用車だけが対象だと思われがちですが、実際にはバイクも対象とすることができます。

他人のバイクを乗る可能性があるときにも、安心して借りることが可能です。
もしも他人から借りたバイクに乗っている時にけがをさせてしまっても、治療費などを保険会社が負担してくれます。
ドライバー保険は複数の会社が販売しているので、もしも加入したいと思ったらそれぞれを比較しながら選ぶといいでしょう。

バイクに一日任意保険はありません

基本的に一日保険はない

普段はバイクに乗っていないけど、急にツーリングに出かけることになったら保険に関して注意をしなければなりません。
自賠責保険だけでは十分な補償が受けられないので、バイクを乗る場合には必ず任意保険に加入する必要があります。

しかし残念なことに、基本的に一日だけ加入できる任意保険というものはありません。
自動車に比べ、バイクの方が圧倒的に交通事故時のリスクが高いためなのです。

バイクに乗るということは、自動車に比べてリスクが高いので一日だけ加入できるバイク保険はありません。
もしも一日だけバイクに乗る必要がある場合には、何らかの方法で対応する必要があります。
保険に加入することなくバイクに乗ることは避け、ほかの方法を検討するようにしてください。

ファミリーバイク特約が便利

バイクに一日でも乗る場合に備えて、自動車保険にファミリーバイク特約を付けておくと便利です。
任意保険の中にはファミリーバイク特約があり、万が一事故に遭った時に補償を受けることが可能です。

相手が入院や通院をする場合に安心の対人賠償、また相手が所有しているバイクの修理などを補償する対物賠償が付いています。
また自損事故を起こした場合でも補償が受けられるので、安心してバイクに乗ることが可能です。

ただどんなタイプのバイクでも対象となるのではなく、一般的に125㏄以下の二輪車と50㏄以下の三輪車のみが対象となっているので注意が必要です。
ファミリーバイク特約を使った場合には等級が下がらないので、翌年の保険料が上がってしまう心配も無用です。

ドライバー保険に加入しても良い

一日だけバイク保険に加入することはできませんが、ドライバー保険に加入することは可能です。
一年間単位での契約となってしまう点がデメリットと言えますが、もしもバイクで事故を起こしたときに補償が受けられるので安心です。

ドライバー保険では通常バイクを所有しておらず、運転免許を持っている方も対象となります。
友人から借りたバイク、またレンタルバイクを利用した場合に適用できます。

年に一度などごくたまにバイクを扱うときがあるような方は、安心を得るために加入しておくのもいいでしょう。
保険料を支払う必要はありますが、バイク事故が起こる可能性はあるので、加入しておいてよかったと思うことでしょう。

レンタルバイクを利用することもお勧め

ツーリングに出かける必要があるときに、友人のバイクではなくレンタルバイクを利用するのも安心できる方法と言えます。
レンタルバイクのサービスを提供している会社の中には、基本料金に任意保険を付帯させているところもあります。

任意保険が付いているプランを選択すれば、もしもバイクで事故を起こした時でも補償が受けられるので安心です。
一日だけバイクを借りる場合でも、基本料金に任意保険が付帯されていれば安心と言えます。

首を守ってくれるネックブレース

首を保護する優れモノ

バイクで道路上を爽快な気分で走っていると、あまりスピードが出てないように思うかもしれません。
しかし転倒してしまうと、体に大きなダメージを与えてしまいます。
その時にネックブレース を着用すると、大切な首を守ることができます。

交通事故によって首にダメージが加わると、骨折をする可能性もあります。
首は非常に重要な部位なので、交通事故に備えて対策を打っておく必要があります。
ネックブレース があれば転倒時の首へのダメージを最小限に抑えることができます。

もしも転倒した場合には、ヘルメットがネックブレース に干渉して首にかかる負担が減ります。
もともとはオフロードバイクを運転するときに使用することを推奨されていたアイテムですが、現在では街中の運転時でも着用が推奨されています。

進化しつつあるネックブレース

ネックブレース にも歴史があり、以前に販売されていたタイプは使いづらさが大きな難点でした。
首を囲み、動かないように固定するタイプが一般的でした。

ドーナツとも呼ばれるタイプで、首が動きにくくなってストレスを感じていた方もいることでしょう。
しかし最近では首の動きを妨げず、体への負担を最小限に抑えたタイプも登場しています

使い勝手が良いタイプが登場したことによって、街乗りであってもネックブレース が推奨されるようになったと言えます。
使い勝手が良くなったネックブレース ではありますが、価格などの問題点も実際にはあります。
誰もが装着しないのは、高いなどの理由もあるようです。

価格の面でデメリットが大きい

首をケガしてしまうと、日常生活や仕事に大きな影響を与えてしまう恐れがあります。
首のケガを最小限に抑えるために、ネックブレース を使うことはとてもいい方法だと言えます。
しかしバイクファンの多くが着用しておらず、なかなか普及はスムーズに進んでいません。

理由はいくつか考えられますが、最も大きな問題点は価格だと言えます。
どのモデルであっても数千円どころではなく、数万円払う必要があります。

ネックブレース がなくてもバイクの運転自体には大きな支障をきたすことはないため、わざわざ数万円を払ってまでネックブレース を購入しようと思う方も少ないのではないでしょうか。
もっと価格が下がれば、普及も進んでいくのではないかと思います。

見た目の悪さも購入したくない理由

価格が高いという大きな問題点の他に、ネックブレース の普及が進まない理由として見た目の悪さも挙げられます。
ネックブレース はごつごつしており、装着すると不格好に見えてしまいます。
スタイリッシュな形とデザインの商品が発売されれば、購入したいと思うバイクファンも増えていくことでしょう。

また着用すると首が動かしにくくなるので、ストレスを感じながら運転をすることになってしまいます。
この点については、何度も使用することで徐々に慣れていくことでしょう。

必須といえるバイク用ドライブレコーダー

ドライブレコーダーの必要性が高まっている

最近はあおり運転が注目されることもあり、バイクでもドライブレコーダーをつけるライダーが増えています。
ドライブレコーダーというと車に搭載するものと思う人がいますが、実はバイク用のドライブレコーダーも登場しています。
バイク用のドライブレコーダーを装着することで、より安心して走行できるようになります。

バイクで走っていると、安全に走行しているつもりでも相手からはあおり運転と捉えられてしまうことがあります。
自分では何もしていないにもかかわらず、車のドライバーがあおり運転をしてくる可能性もあります。
こうしたときにドライブレコーダーがないと、走行中の状況を証拠として残すことができません。

逆に言えば、ドライブレコーダーで録画しておけばどのような運転を相手にされたかを説明できるようになり、自分にとって有利になることがあります。
ドライブレコーダーは本当に必要なのかと感じるかもしれませんが、もしものときにとても大切です。
これを機会に、ぜひ購入を検討することをお勧めします。

バイク用ドライブレコーダーの選び方

バイク用のドライブレコーダーを選ぶときには、バイクショップに行く必要があります。
バイクショップにはさまざまな種類のドライブレコーダーが並んでいるため、順番にスペックを確認しましょう。

また、価格も大切なポイントです。
いくら性能や使い勝手が自分のバイクに合っていても、価格が予算の範囲内であれば購入することができません。
そのため、価格はできれば最初にチェックしておくと良いでしょう。

ドライブレコーダーはインターネットの通販でも買うことができます。
通販サイトの検索で、「ドライブレコーダー バイク」のように入力すると一覧で表示されるはずです。
通販サイトの画面でドライブレコーダーをチェックして、画像やスペック情報を参考に購入するものを選びましょう。

ちなみにバイクショップであれば、迷ったときにスタッフへ相談することができます。
初めてドライブレコーダーを買う場合は迷ってしまうことが多いため、必要に応じてわからないことを聞いてみてください。
バイクショップのスタッフは知識豊富で、丁寧に教えてくれることが多いですから、気軽に相談すると良いでしょう。

オススメのバイク用ドライブレコーダーを紹介

バイク用のドライブレコーダーはたくさんありますが、特にオススメなものとしてAKEEYOのレコーダーが挙げられます。
スマホで録画と撮影ができ、しっかりとした作りで耐久性も高いため、人気です。
値段も安価で購入しやすいのも魅力です。
用意しておくのとそうでないのとでは安心感に大きな差が生じるため、ぜひ購入しておきましょう。

軽くて強いカーボンヘルメット

これからの時代はカーボンヘルメットがオススメ

バイクに乗るときにはヘルメットをかぶる必要があります。
ただ、従来のヘルメットは重いものが多く、長時間のツーリングではことが起こってしまったり疲労を感じたりすることがよくあります。
こうした流れの中、最近主流になり始めているのがカーボンヘルメットです。
カーボンヘルメットはカーボン素材でできているヘルメットで、これまでのヘルメットのデメリットを改善した商品となっています。

ヘルメットはすぐに壊れるものではなく、長く使えるものが多いです。
そのため1度購入したら長く使うライダーは多いですが、カーボンヘルメットは買い換えてもメリットがあるため検討してみるのも良いでしょう。
カーボンヘルメットの特徴や、カーボンヘルメットを提供しているメーカーを知ることで、カーボンヘルメットにしたくなるのではないでしょうか。

カーボンヘルメットの特徴は軽さ

カーボンヘルメットの大きな特徴として、何といっても軽さが挙げられます。
これまでのヘルメットに比べてカーボンヘルメットは、非常に軽いです。
なぜこれほどまでの軽量化を実現できているかというと、カーボンという素材が関係しています。

カーボンとは炭素のことで、要するに金属ではありません。
そのため、これまでとは違う大幅な軽量化が可能になっています。
もちろんこれまでもカーボン素材はヘルメットに適しているとして注目されていましたが、強度の面で問題がありました。
素材は軽いものの、バイクのヘルメットとして使うには問題があったのです。

ヘルメットはライダーの頭を守るものであり、転倒して頭をぶつけてしまったときなどにも頭を守ることができる強度が必要です。
カーボン素材は以前からありましたが、こうした高い強度を実現できなかったためこれまで普及してこなかったのです。
しかし技術が向上し、軽量ながらより強度が高いカーボン素材が登場するようになりました。
これによってヘルメットの基準にも適した素材となり、一気にカーボンヘルメットが広まりつつあります。

ヘルメットが軽くなるというシンプルなメリットにより、運転するときの疲れが軽減されます。
ヘルメットは意外と重量があるため、長時間身につけていると疲れの原因になるのです。
しかしカーボンヘルメットなら、ロングツーリングでも快適に走行できるため非常におすすめです。

カーボンヘルメットのおすすめメーカーを紹介

カーボンヘルメットを提供しているメーカーとしてオススメなのは、ZEALOTやA-FORCEというメーカーです。
軽くて強度がありデザインもカッコ良いヘルメットがたくさんあるため、ぜひチェックしてみてください。
カーボンヘルメットは、これからも人気が高まることが予想されます。

これから増えてくるかもカーボンホイール

カーボンホイールはこれから注目のホイール

バイクにはさまざまなパーツがありますが、特に最近注目されているのがカーボンホイールです。
カーボンホイールとは、カーボンという素材でできているホイールのことを指します。
一般的にホイールは金属でできていることが多いですが、カーボンホイールはカーボン、つまり炭素でできています。
あまり一般的には知られていないかもしれませんが、カーボンとは炭素のことを指すのです。

カーボンホイールは現在注目度が高まっており、これからさらに広まることが予想されます。
その理由は、カーボンホイールには従来のホイールにはないメリットがあるためです。
バイクをカスタムするのが好きな場合、ホイールにこだわってみるのもオススメです。
カーボンホイールはそのときの候補として考えてみる価値があるため、ぜひここで基礎知識を学んでおきましょう。

カーボンホイールのメリットを解説

カーボンホイールは従来のホイールに比べて、とにかく軽いというのがメリットです。
ホイールの重量は、走行のしやすさに大きく影響します。
もちろん重量が重いと走行しにくくなり、バイクの取り回しがしにくくなってしまいます。
バイクで走る道はさまざまで、場所によってはカーブが多かったり急に坂道が出てきたりと、状況によって臨機応変に対応する必要があります。

こうしたときにホイールが重いとバイクの操作性が悪くなってしまい、結果としてスムーズな走行に影響が出てしまいます。
また、場合によっては転倒などの可能性が高まってしまうことにもなってしまうため、ホイールの重量は大切なポイントなのです。

カーボンホイールは軽量なため、スムーズな取り回しをしやすくなります。
キビキビと操作できるようになることで、愛車をより思い通りに操ることができるようになります。
するとより幅広い路面に対応できるようになりますし、ライダーの運転技術も最大限に発揮することができます。

カーボンホイールのデメリットは割れやすいこと

カーボンホイールは軽くて強度もある程度ありますが、実はデメリットもあります。
それは割れやすいということです。
特に荒れた路面を走っている場合、ホイールにかかる衝撃も大きくなります。

カーボンホイールの場合、従来のホイールよりも同じ路面を走っていても割れてしまう可能性が高くなります。
もちろん運転技術である程度カバーはできますが、注意して走行するようにしましょう。

ちなみにカーボンホイールで有名なメーカーは「ティッセンクルップ」というメーカーです。
バイクに関連するパーツを作っているメーカーで、カーボンホイールもラインナップがあります。
これからホイールを買い替えようと思っているなら、こちらのメーカーのホイールもぜひチェックしてみてください。

バイク用プロテクターの選び方

バイクで走行するときにプロテクターは重要

バイクで走行するときには、体がむき出しの状態で走ることになります。
このとき注意していないとバイクで転倒してしまったり、上などに体を擦り付けてしまったりすることがあります。
こうしたときに体を守るものとして、プロテクターがあります。

プロテクターを装着することにより腕や頭、膝などを守ることができ、大きな怪我や事故を防ぐことにつながります。
プロテクターは身に付けることに抵抗を感じる人もいるかもしれませんが、大きなトラブルを避けるためにはとても重要なアイテムです。
ここでは、プロテクターを選ぶときに大切なポイントを解説します。
安全なバイクライフのために、ぜひ参考にしてください。

プロテクターを選ぶときの注意点、ここがポイント

プロテクターを選ぶときには、まずは規格に沿っているかを確認する必要があります。
プロテクターは身体を守れれば何でも良いというのではなく、きちんと国が定めた規格に沿っているものを購入するとより安全性が高くなります。
規格としてはCE規格が代表例で、レベル1もしくはレベル2のどちらかに沿っているかを確認する必要があります。
レベル1よりもレベル2の方がより安全性の高いプロテクターとなっており、しっかりと体を守ることができます。

人によっては、あまりこうした基準を確認せずにプロテクターを選んでしまうことがありますが、これではせっかく費用をかけるのにあまり効果のない商品を選んでしまうことがあります。
失敗しないように、ぜひ確認しましょう。

簡単に装着できるかも、大きなポイントです。
プロテクターは手軽に付けられる方が、より使い勝手が良いです。
すぐに装着できることでいつでもつける気持ちになり、結果的に安全性の向上につながります。

逆に使い勝手が良くないと、身につけるのを手間に感じて結局使わないままそのままにしてしまうことがよくあります。
事故はいつ起きるか分かりません。
そのため、どんな時でも装着できるようプロテクターは使い勝手も大切なのです。

バイク用プロテクターは、素材も重要

バイク用のプロテクターは価格や装着のしやすさも重要ですが、素材も大切なポイントです。
強度が高くて軽い素材のほうが安全性と使用感は高いため、これらを基準に素材にも注目してみてください。
プロテクターが何の素材でできているかは、パッケージや商品の詳細などに記載があります。

バイクに乗り慣れてくると、ついプロテクターがなくても大丈夫だろうと考えてしまうことがあります。
ただ、事故は油断しているときに起こしやすいため、こうした考えが出てきたときこそ注意する必要があります。
プロテクターは直接バイクの楽しさをアップさせてくれるものではありませんが、間接的にとても重要な存在です。
ぜひプロテクター選びにも、こだわってみてください。