バイク事故を防ぐ方法と心構え

バイク事故発生の予防策の有用性

バイクの事故は運転者に重要なダメージを与えるケースが多い事もあり何とか回避したいものです。
いつ発生するか予断を許さないバイク事故を防ぐため、ライダーはどのような対策を採れるのでしょう。
ここでは警視庁やドライバースクールが勧めるバイクに乗るうえでの安全対策を整理して紹介します。

予防法1……バイクの特性を把握する

最も重要と思われることはバイクの特性を十分わかった上でバイクに乗車する事です。
バイクは他の乗り物と違うため、安全乗車には機器の操作スキルのみならず走るバイクの特性を理解する事が必要です。
もともとバイクは単独では自立できないほど不安定な乗り物で、重いバイクを操作するにはライダーの体力への依存も大きく、路面の状態にも敏感に反応します。
また大型トラックに追い越されればその風圧だけで転倒のリスクも生じます。

走行中の天候の変化で受ける視界の影響やバイク本体に対する力も無視できません。
これらの特性を十分認識して安全運転に勤める必要があるのです。

1.視界に関する特性
視野はスピードが出るにつれて著しく狭くなり、近くのモノさえ見落としやすくなります。
さらに降雨時は晴れた時に比較して極端に視界が制限され、運転操作の難度が高まります。
ヘルメットを被っていることも視野を狭くする要因となります。

トンネルに侵入する際、急に暗くなり目が慣れませんので、この時の明るさの変化にも気を付けなくてはいけません。
急激に明度が変化すると虹彩の調節が間に合わず、明度に順応するために視力が一瞬低下します。
具体的にはトンネルに入ったとき目の前がふっと暗くなり前方のクルマが消えたり、トンネルを抜けた瞬間光を感じて対抗車が消えたりするのです。
これは人体の特性から生じてしまうモノで「溶け込み」と呼ばれる現象で、バイクの場合は特にバランスが悪いだけに路面や対向車などの状況に注意が必要です。

2.走行中のバイクに作用する自然の力
走行中のバイクにはライダーと本体の重さやスピードにより慣性力や遠心力などがかかります。

慣性力はニュートンが見つけた法則で、動くモノはスピードを保って動き続けようとする性質があり、バイクの加速も減速もスピードを一定に保とうとする慣性力に反する事ですので理解しておく必要があります。

遠心力とはコーナリングの際にかかり、バイクは直進しようとしますので、曲がるときに外側に引っ張られる力が作用します。
速度を出し過ぎるとバイクから投げ出されて重大事故に繋がりかねません。
スピードが2倍になると作用する遠心力は4倍に跳ね上がると言われ、カーブの曲がり具合が小さいほど遠心力は拡大されます。

予防法2……バイクのメンテナンスと装備

安全運転のためには日頃のメンテナンスが必要で、特に車検のない250㏄未満のバイクは日ごろのメンテナンスを怠りがちになるため、注意が必要です。
バイクはクルマと違いエンジンや制動部など重要なパーツがむき出しで雨風にさらされているため、点検は念入りにしましょう。

また、ライダーはクルマのドライバーと異なり事故時に身を守ってくれるものがありませんので、装備に気を付けましょう。
特にヘルメットは排気量別に適格なモノを選び、服装は目立つ色で肌の露出が少ないものがベストです。

バイク事故の発生率と危険な時間帯

バイク事故での死亡件数は減少傾向も車に比べ率が高い

2015年のバイク事故の死亡事故件数は460人で1988年の約1600件に比べれば減少しています。
ところが、クルマの事故とバイクの事故の負傷者数に対する死亡者数の割合は、クルマが0.32パーセント、バイクが1.48パーセントとなっています。

つまり人身事故において、バイク事故はクルマの事故の4倍以上の死亡者割合を示しており、クルマに比べバイクははるかに危険であると言えます。
同年の東京都内の交通事故死亡者は約160人でしたが、その内バイクのライダーは40人で、割合は25パーセントも占めています。
歩行者に次いで多く、クルマや自転車を上回っており、バイク利用者自体が他と比較すれば少数であることを考慮すれば数字以上に突出して高いと言えます。

バイク事故の主な原因

バイク事故の主な原因を見てみると、大きく次の3つに分類できます。
1.無理なクルマの追い越し
クルマが前を走る車を追い越す場合は、右側の車線を使う事になるため、あらかじめ大きく視界を確保する事になります。
このため、安全性の確保には慎重になります。
しかし、横幅がクルマの半分程度しかないバイクが前方のクルマを追い越すケースでは事前に車線を変更して前方の視界を確保しなくても、比較的簡単にクルマを追い越す事が可能です。
そのため追い越しの際に無理をして、ギリギリのタイミングで動くとクルマとの接触や巻き込みによる事故が発生する危険があるのです。

2.前方不注意
バイクは安全のために被るヘルメットなどのため、クルマのドライバーに比べると視界が狭いため、安全確認には慎重にならなくてはいけないのですがライダーにその意識が薄いと、前方不注意になりやすいです。
また、対向車線を走るバイクとすれ違う際、ついよそ見をするケースもあり危険です。
前方不注意で起きる事故の代表は追突事故ですが、クルマの追突事故は車両が損壊あるいは玉突き事故という危険がありますが、バイクの追突事故の場合はライダーが投げ出され、重大事故に繋がるリスクが高まります。

3.バイクを煽るクルマの増加
クルマのドライバー側が横を走るバイクに気づいていなかったり、気付いた上でバイクを煽ったりするケースが増えていることも、バイク事故の一因となっています。

事故を起こしやすい年令層と事故の種類

事故を起こした世代では若年層と40代に目立ち、不慣れ、またはある程度熟練したライダーに多いと言えそうです。
種類別ではバイク単独で起こす転倒が最多で、続いて交差点での出会いがしらでの事故が頻発している状況です。

バイク事故の発生しやすい時間帯

2015年までの過去5年の平均で見れば、早朝4:00〜8:00と20:00〜22:00の道路が混みあう通勤・通学時間帯に多く発生していることがわかります。
また、夕方の16:00~20:00の薄暗い時間帯にも一定件数が発生しており、この原因は目がうす暗さに慣れておらず、見えにくい事が挙げられます。

アニメキャラがモデルのヘルメット

ヘルメットもアニメキャラ人気がきています

ライダーによってはヘルメットに独自のペイント、ステッカーなどを施して個性を演出している方がいますが、アニメキャラがモデルとなったヘルメットも話題になっています。

例えば世界的に人気となっているドラゴンボール、さらにワンピースなどの人気アニメキャラがヘルメットに登場しているのです。
ドラゴンボールは、主人公孫悟空が超サイヤ人となった姿が描かれています。
またドラゴンボールのキャラクターとしては、ブロリーのヘルメットも登場していて、ドラゴンボール好きなライダーからすればこのヘルメットは待ちに待ったヘルともいえるのではないでしょうか。

さらにワンピースが好きという人は世界中にいますが、このワンピースの愛すべきキャラクター、ルフィを愛してやまない海賊団バトルクラブ船長「人食いバルトロメオ」が登場しています。
超人系悪魔の実の能力者、バリバリの実をたべたバルトロメオは、とにかくルフィをこよなく愛し、尊敬しているという海賊で、麦わらの一味全員に「先輩」をつけて呼ぶくらいに、リスペクトしています。
ワンピースのドレスローザ編から登場しているこのキャラクターがヘルメットに登場するなんて、ワンピースファンとしてはのどから手が出るほどほしいヘルメットでしょう。

東京モーターショーで登場したヱヴァンゲリヲンとワンピース

いくつものメーカーが様々なバイクを登場させるモーターサイクルショーは、ライダーたちが楽しみにしている大規模なモーターショーですが、この東京モーターサイクルショーで、ヱヴァンゲリヲンとワンピースのキャラクターをあしらったヘルメットが登場し、ライダー、またアニメファンをざわつかせました。

ヱヴァンゲリヲンのファンが泣いて喜びそうなデザインが本当にかっこよく、ヘルメットの後ろにはEMERGENCYというコードがでています。

BOB-BヱヴァンゲリヲンシリーズのEVA-01は黄色と紫というエヴァらしい配色で全体的に初号機をイメージしたデザインとなっています。
BOB-B ヱヴァンゲリヲンシリーズ、NERVは黒と赤のヘルメットです。

参考出品されていたAVANDのヱヴァンゲリヲンモデルも非常に美しい作りで黒が基調となっている渋めのデザインとなっています。

ワンピースの独特なイメージをヘルメットで表現

ワンピースはおしゃれ感いっぱいで、BOB-BワンピースシリーズのTEHAISYO-1は、サイドにDEAD OR ALIVEという文字が入っています。
前から後ろにかけてはルフィたち麦わらの一味も手配書がデザインされており、遊び心いっぱいです。

もう一つのBOB-B、SHICHIBUKAI-2は、両サイドに危険極まりない七武海の面々が並び、あのドフラミンゴの憎々しい顔も見られます。
頭頂部には金色の文字で天下七武海の文字があり、非常にかっこいいデザインとなっているのです。

アニメが好きな人には最高の作りとなっているこのアニメキャラモデルのヘルメット、ファンなら絶対にほしい逸品でしょう。

ヘルメットタイプ別比較

ヘルメットはタイプ別に選ぶことが必要

バイクの免許を取得してこれからバイクを購入しやっと憧れのバイクに乗るというとき、必需品となるのがヘルメットです。
でもヘルメットを見に行くと、かなりの種類があり、形状も異なるのでどのようなヘルメットを購入すればいいのか迷います。

ヘルメット選びのポイント、それは、自分が乗るバイクの排気量にあっている形状、さらにどのような用途でヘルメットを利用するのか、それによって規格を合わせて選ぶことが必要となるのです。
大排気量のバイクでスポーツタイプとなれば、ハーフタイプのヘルメットでは安全性にも問題がでてきます。

ヘルメットというのはバイクに乗るライダーの頭、命を守るものとなるのですから、何でもいいという事はありません。
ヘルメットのタイプ、また国内で適用されているヘルメットの形状について理解しておくことが必要になるのです。

ヘルメットの種類、タイプを理解しよう

まずフルフェイスのヘルメットです。
顔全体を覆うタイプで、安全性が最も優れているヘルメットです。
メーカーの中にはレースによってその経験を活かし、最新技術を活かした安全性の高いヘルメットを提供してくれます。

システムタイプのヘルメットは、メガネをかけていてもそのまま装着できるヘルメットで、フルフェイス同様の安全性を持ちながらも、防風効果を得られるヘルメットです。
フリップをあげることによってジェットと同じような解放感も得ることができます。

ジェットタイプは後頭部までしっかり覆うように作られているので、安全性が高い方のヘルメットになります。
シールドがある、ないなどバリエーションが豊かで自分の好みで選ぶことが可能です。
顔部分が露出しているので開放感があります。

ハーフタイプは覆う部分が少ないので開放感がありますが、安全性という面では少々劣ります。
軽量でかぶっていても違和感が少なく、また価格的に安いものが多く買いやすいという点がメリットです。

オフロードタイプはバイザーなどオフに特化していて、ゴーグルを利用できるように作られています。
フルフェイス並みに安全性が高いタイプです。

安全性を理解するために規格についても理解しておこう

バイクのヘルメットは安全性が高いものでなければなりません。
安全性の基準の目安となるのがSGマークと呼ばれるマークです。
このSGマークは125㏄以下用と自動二輪用が設定されていて、このマークがあることでバイク用ヘルメットとして利用する事ができないものは利用できません。

JISが定めた安全規格をクリアしているという事を示しているのがJISマークです。
落下試験など非常に厳しい性能テストを受けています。
これも125㏄以下と自動人車用があります。

SNELLは非営利団体スネル財団が定めている非常に厳しい安全規格で、この規格については5年ごとに内容が更新されていて、世界の中で最も厳しい基準とされています。

MFJの規格は競技用ヘルメットの規格で、別途定められている競技用規格を通過したJIS規格ヘルメットについて認定されるものです。
この規格は公認競技に参加する場合、必要な必須資格です。

バイクに乗る時の防寒対策とは

バイクに乗る時には防寒対策をしっかりと!

秋口になると昼間はとんでもなく暑いのに、夕方、朝方はひどく寒く感じてバイクのりにとって服装を迷ってしまう季節です。
バイクが好きな人は、冬場でもバイクに乗りたいと思いますし、ロングツーリングを楽しみたいと思っています。

しかし冬場は寒いですし、バイクに乗る時にどのくらいの防寒をしていけばいいのかわらかないという人も多く、防寒着を何にするかというのは、バイクのりに取って悩みでもあるのです。

寒い冬の時期でも、防寒対策をしっかり行う事で快適に走る事が出来ます。
では、そのポイントとはどういう事があるのでしょうか。

真冬でも寒くないバイクの服装とその対策ポイント

事なる役割を持っているウェアを重ね着することで、1つのシステムとして快適性のあるシステムとする仕組み、これをレイヤリングといいます。
よく女性のファッション誌にレイヤードなどと表記されていることがありますが、これは重ね着という意味があります。

アウトドアにおいて、安全性と快適性は服装の必須事項といわれていますが、バイクにもこの必須事項が当てはまります。

アウターレイヤーで雨風、雪などを遮断する、ミドルレイヤーでしっかり保温する、ベースレイヤーで汗を吸収し、拡散する事で冷えをなくす、という考え方です。

首に隙間風、これはかなり冷えます

首部分を甘く見ていると、本当に寒い状態になります。
スキマから風が入ってこないようにすること、これはバイクのりにとって冬場特に考えておきたいことです。

首をネックウォーマーでしっかり保温する、手首よりも長いグローブで袖口に印する事で保温する、靴やズボンは丈の長いものを利用しズボンインして保温する、こうしたことを行う事で、隙間風が入ってくることを阻止するとかなり温かくなります。

隙間風は一部分に入ってくるものだから、それほど寒くないと思っているのは大間違いで、この隙間風こそ、寒さを大きくする要因となるのです。
寝ている時、冬場一カ所だけ出ていると、そこが気になって寒さを感じ眠れない時がありますが、これとまったく同じ事です。
体全体をしっかり覆うこと、外気を遮断すること、直接風が体に当らないようにすること、これが保温ポイントです。

気温を甘く見ないこと

夏場でも夜になるとバイクにのっていて寒さを感じる事が多いです。
風を直接受けるバイクは、体に直接風があたるので、非常に冷たくなります。
扇風機を一定箇所にずっと当てていると異常なほど冷たくなりますが、これと同じ事がバイクでも起こるわけです。

そのため、夏場でも疲労防止のためにライダーは長袖を着ていますが、夜は風をなるべく肌に受けないようにするということも考えるべきです。

グリップヒーターとは?

ライダーは気候との闘い?寒さ熱さを直に感じるバイク乗り

バイクというのは四輪よりも自由度が高いですし、渋滞があってもすいすい抜けていけるという魅力がありますが、その分、体を守ってくれるものがない、風をそのまま受けるので疲労する、雨風をしのぐことが出来ない、それに気温を直に感じるなどのバイクだからこそ受けてしまう困ったこともあります。

それでもバイクのりというのは、バイクを愛し、ツーリングを愛し、とにかくどんな季節でもバイクに乗っていたいという気持ちを持っているのです。

特に冬季、雨の中の走りというのは、我慢、忍耐を必要とする走りとなりますし、安全性ということに関しても四輪よりどうしてもリスクが高くなります。
しかしこのような状況を少しでも打開しようと、バイクを作っているメーカーやパーツを作っているメーカーが苦労して、より快適にバイクに乗れることを考えてくれています。

ライダーが直に季節を感じるのは風、気温等ですが、特に手の温度が低くなってグリップを握るのがつらい・・・と感じると、バイクそろそろ卒業しようかな?と気弱になってしまう事もあります。
冬場の走りでも、雨の中の走りでも安全に、また快適に走る事が出来るようにと開発されたのが、グリップヒーターなのです。

グリップヒーター発想当時、暖房システムという考えだった

グリップヒーターは今でこそ電装用品ということを皆さんが理解していますが、発想された当時は、排気の熱を利用したスチーム暖房システムという考え方だったそうです。

ヒーターが銅版でできており、銅パイプに蒸気を流して調整用コックで温度調節するというシステムです。
しかしこの場合、この商品を作るのに構成がとても面倒で難しくなるので、商品化という面では電気式の方がいいという言うことになったのです。

取扱いの簡易性などを考えたところ、やはり温度調節が簡単にできる電気式ヒーターに進化し、現在の様にライダーの手を温めてくれる便利な電装パーツとなったのです。

グリップヒーターを一度使うとやめられない

グリップヒーターを一度利用したことある方はもうグリップヒーターなしで冬場は知る事が出来ないと思うほど、非常にライダーにとって走りを快適にしてくれるものです。
手がかじかんでいると操作もしにくくなり危ないのですが、グリップヒーターがある事でしっかり温めてくれているので、しっかり操作できます。

冬場、走る事を辞めようと思っていたライダーも、グリップヒーターがあれば走る気持ちになります。
通勤でも、朝晩はどの地域もかなり寒くなるので、付けていない人はグリップヒーターを付けてみると本当に気持ちよく走る事が出来ると思います。

ビキニカウルとは

昔ネイキッドバイクにはほとんどカウルがついていなかった

高速道路を走る事がない、長距離を走る事がないという人はカウルの必要性などは感じないと思いますが、今はバイクにもETCが搭載できるようになり、高速道路にバイクが非常に多くなったと感じます。

高速道路が面倒もなく利用できるようになったことで、ライダーにとってはツーリングエリアが非常に広くなったということもいえます。
道路は車とバイクだけなので、下道を走るよりもストレスが少ないですし、信号がないのでとても快適に走る事が出来ます。

走る距離が長くなったことで痛感するのが、カウルが欲しいということです。
カウルがあるとドレスアップ効果もありますし、防風効果もある、それに疲労も少なくしてくれます。

ビキニカウルはカウルの中でもヘッドライト部分に取り付けるカウルです。
様々なカウルの種類があります。

カウルとはバイクで走行風を整流するために利用するパーツ

カウルは空気抵抗を減らしたり、走行風から保護する目的で取付けるもので、主に合成樹脂で作られています。

視界部分はウインドシールドと呼ばれ、透明な材料が利用されています。
1976年、フルカウル装備となった最初のバイクがMBWのR100RSでした。
日本車では1970年末くらいに、輸出向けバイクの一部にビキニカウルが利用されたのが始まりといわれています。

ビキニカウルというのは、小型のカウルですがその後、1980年代になるとツアラーとして快適性を主軸とした大型カウルを装備したバイクがふえ、1982年にはロードレース用のカウルが装備されホンダのバイクが登場しています。

ビキニカウルは、ハンドル廻りを中心にヘッドライト部分を覆う小型のカウルです。
日本ではビキニカウルと呼びますが、身にカウルと呼ばれることもあるようです。

通常フレームに固定して利用するハーフカウル、フルカウルなどがありますが、ビキニカウルはヘッドライトと十mにスタリングで固定されるので、蛇角に合わせてヘッドライトとカウルの向きが変わるという特徴があります。

ビキニカウルの事を英語圏では、クォーターフェアリングと呼ばれています。
こうしたビキニカウルなどのカウルを付けることによって、風からライダーを守り安定走行できるようになるのです。

このビキニカウルの取付ですが、物によってはボルトの修正などが必要になったり、上手く取付できないということもあるので、パーツの作業をあまりしたことがないという方は工賃がかかっても、お店の方に行ってもらう方が安心だと思います。

ビキニカウルのほかにもハーフカウル、フルカウル、ロケットカウルなど、さまざまな種類のカウルがあります。
それぞれに特徴がありますので、自分のバイクにあったカウルを取付けるといいでしょう。

スロットル操作をサポートしてくれるスロットルアシストとは

スロットル操作をサポートしてくれる優れもの「スロットルアシスト」

長い距離ツーリングをしているとスロットルを握っている手も疲労します。
グリップを握らずに掌で操作ができるパーツ、これをスロットルアシストといいます。

これはあくまでもサポートしてくれるパーツということで、スロットルを固定するためのものではないので、使い方を誤らないようにしましょう。

ツーリングの際に、こうしたスロットルアシストなどの便利パーツを付けておくと、ツーリングが快適により疲労なく楽しむことができます。

スロットルアシストはどうやって取付けるのか

スロットルアシストの取り付け方は非常に簡単なので、お店にもっていかずとも簡単に利用できます。
スロットルアシストをグリップ部分に巻きつけるようにしてひっかける、多々これだけの作業です。

上に押しつけるようにして巻きつけるとうまくいきます。
掌で作業することになるので、アクセル開度の位置、スロットルアシストの取付位置を自分の好みにあわせて調整し、取付完了となります。

簡単便利、スロットルアシストの使い方とは

通常、アクセル操作を行う場合、グリップを握って操作を行いますが、高速道路などをロングツーリングする場合、ずっとグリップを握ったままです。
するとかなりこれによって疲労しますし、ふと手を放してしまう事もあります。

そのため、スロットルアシストを利用します。
アクセルを握って固定する曽いう操作ではなく、掌で軽く抑えるようにして利用するので、グリップを握っているのと比較すると疲労感が雲泥の差です。

慣れるまで少々違和感がありますが、慣れてしまうとこんなに便利なものはないなと思うほど楽な操作ができます。
ロングツーリングの機会が多い方や遠乗りが必要な方には、スロットルアシストがあると本当に楽で、一度利用すると手放せなくなるというのも納得です。

普通のバイクに取り付けるには最高のパーツ

最新バイクにはオートクルーズ機能などがあり、こうしたスロットルアシストなどのパーツの必要性は全くありませんが、通常のバイクにはこうした機能がないものが多いので、スロットルアシストは本当に最高の味方になります。
スロットルアシストを愛用されている方はかなり多くなっており、ロングツーリングで、高速道路を走ったり、田舎の一定速度で走る事が出来る道路など、スロットルアシストがあるとないとではかなり違いがあります。

スロットルアシストがある事で、より楽しいツーリングができますし、ツーリングが好きになるグッズといっても過言ではないと思います。
色々なカラーのスロットルアシストがメーカーから発売されていますので、お好きなものを選択して取付けるといいでしょう。

ツーリングに持っていくべき工具

ツーリングに工具をしっかり持って行っていますか?

バイクに乗る人は通常、ある程度のメンテナンスができるといわれていますが、最近は性能がいいバイクが多いので、工具を持たずにツーリングに行くという人も多いようです。

街中で動かなくなったり、動きがおかしいという時には、近くのバイク店で診てもらう事が出来ますが、ツーリングとなると山の中、人気のないところを走っている場合もあり、そういった場所でマシンの調子が悪くなったら、自分で何とかしなければならないこともあります。
よく山道でバイクを押して歩いている人を見かけますが、ちょっとした工具を持っていればと後悔した経験があるライダーもいるのではないでしょうか。

今回はツーリングの際に持っておきたい工具について紹介します。

ツーリングの際に持っていくべき工具とは

バイク用にコンパクトにまとめられているマルチツール、これも便利な工具です。
ツーリングで役立つ機能が満載となっているツールで、バイク旅行の定番といわれています。
車載工具入れに入る工具なので、がさばる事もなく持っておくと便利です。

携帯用ソケットレンチセット、これはメガネレンチで回すソケットレンチ、コンビネーションツールの追加機能として利用できる便利ものです。
ツーリングに持っていくべき最小構成としては、ポケットサイズコンビネーションツール、眼鏡で回す携帯ソケットレンチセット、ミニチュアLEDライド、プラグレンチ、モンキーレンチです。

これに安心構成をするために付け足すものとして、バイスプライヤー、片口メガネレンチ、タイヤレバー、その他あると便利なものとして、パンク修理セット、補修用タイラップ、補修用ガムテープがあります。

ツーリングに持っていきたい車載工具の大きなポイントとは

ツーリングの時に持っていきたい車載工具の最も重要な点は、軽量でコンパクトつまり、携帯性が高いということが最も重要です。
万が一のトラブルの際に利用するのがこうした車載工具となりますので、トラブルが起きた時にすぐ利用できるという状態でなければ意味がありません。
常に社債億グランピング入れなどに収納しておけること、またライダーに負担をかけることなく簡単に利用できるものが最もふさわしいものと考える事が出来ます。

またこうした工具に高性能やブランド性を求める方もいますが、これは全く関係ありません。
万が一の時に利用する最小限の処置を行うための工具です。

想定外の使い方をすることもあるので、効率よく利用できる日常利用のものとは異なり、高性能のものやブランドなどを気にする必要はありません。

こうした工具は、走っているバイクに積んであるものなので、どうしても振動を受けます。
そのため、工具同士がぶつかって余計な摩耗とならないように、動かないような配慮も必要となります。

ツーリングバック(ハーレー編)

ハーレーのパーツ、その中でもツーリングによいバッグはないか?

ハーレーに乗っているとやはり遠乗りしたくなります。
宿泊する旅もハーレーなら難なくこなしますが、日帰りツーリングも楽しいものです。

最近は道路事情もよくなっているので、距離数がかなり伸び、色々なところまで日帰りでも足を延ばせるようになったので、ツーリングに最適な季節になったら出かけてみましょう。
あの安定感といいい、ハーレーはやっぱりツーリングに適していると強く感じるのですが、日帰りのツーリングを楽しむのなら、欲しくなるのがツーリングバッグです。

街の中で乗っている分には荷物を積むこともないのですがツーリングとなれば、日帰りでも持っていきたいものが多くなります。
そんな時に便利なのがハーレーのツーリングバッグです。

例えばマジックテープがついていて、シーシーバーに固定できるというタイプなら簡単に設置できますし、両側のジッパーを開くとサイドポケットが広がるというものもあり、ある程度の荷物が入るので日帰りから1泊くらいのツーリングに最適です。
この程度のバッグならレインウェアや着替え、その他必要なものが入るようになっていますので、日帰りにもいいですし、ちょっと何かを購入し荷物ががさばるという時にも便利です。

固定する際にはバックレスト付シーシーバーとラゲッジバッグがあると固定するのにピタッとはまります。
もしもパッセンジャーシートが空いているということなら、ラックかわりにシートにのせることもできるので、さまざまに利用できるタイプです。

もう少し大型が欲しいという場合も種類がある

ハーレーのツーリングバッグは大きさがいろいろ揃っているので、どの位の荷物をもっていくか?ということをよく考えてツーリングバッグを購入されるといいと思います。
容量がありやや大型のものとなるとがさばりそうですが、しっかり設置できるものなら、安定感もありがさばる感覚もなく取付ける事が出来ます。

大型のシーシーバーバッグをシーシーバーの後に設置したい地王時には、ラゲッジラックが必要になります。
両側にポーチなどがついているバッグなら、小物を入れる事が出来ますし、何かと便利です。

バイクからそのまま降ろして利用することも考慮し、ショルダーストラップつきのものも多くなっているので便利です。

ハーレーでツーリングするならカッコよく行きたい

どんなバッグでもいいというわけじゃなく、せっかくハーレーに乗っているのですから、ツーリングバッグもカッコよく決めたいものです。

こうしたハーレーのツーリングパーツは、インターネット上でもたくさん売られていますが、サイズや色、またどの位のものが入るのかしっかり調べてから購入される方がいいでしょう。