GRtra7uKすべての投稿

よくある事故例

バイクで走ることを楽しむライダーの方たちが最も恐れるべき事態、それは交通事故ではないでしょうか。
事故の規模にもよりますが、事故を起こしてしまうと自分の体はもちろん、愛車も大きなダメージを負ってしまうことになります。
場合によっては自分自身も入院しなければならないような大けがを負ってしまったり、さらには死にいたるケースも考えられます。

もちろん、できるだけ事故を起こさないことが重要ですが、実際には毎日にようにどこかでバイクによる交通事故が起こっています。
ここでは、バイクでよく起こりうる事故例について記述していきたいと思います。

すり抜け中に接触

バイクによる事故で最も多いのがこのすり抜け中の接触事故です。
バイクは小回りが利き、狭い部分でも簡単に入っていけるため、渋滞中でも車と車の合間をすり抜けて走ることが多いですが、これによる事故は非常に多いです。
すり抜けしている最中に前の車と衝突した、進路変更してきた車とぶつかって転倒した、ということは非常に多いのです。

また、すり抜けしようとして車に巻き込まれた、接触して転倒し、その後後続車にはねられた、というような事故も実際に起こっています。
こうした事故だと負傷どころか、死亡事故になることもあるので、すり抜けをする際には慎重に行う必要があります。

自損事故

バイクで多い事故として次に挙げることができるのがこの自損事故です。
他人を巻き込まず、自分だけ事故をするという自損事故ですが、バイクの場合は自動車よりも起きる確率が多いです。

特に雨の日などは路面が滑り易くなっていますし、マンホールの蓋の上で急ハンドル、もしくは急ブレーキをかけたことが原因でスリップし、転倒してしまうということがあります。
そのため、雨の日などは特に注意して運転する必要があります。

小柄な体格の方が大型のバイクに乗っている場合、立ちごけなども起こりえます。
場合によってはバイクに押しつぶされてしまうので、注意しましょう。

速度超過

スポーツバイクなら簡単に速い速度を出すことができ、人によっては法定速度以上のスピードで走っている方もいます。
そうした際にもバイクの事故は起きやすく、速度超過によるバイク事故は少なくありません。

また、速度超過の結果自損事故ならまだしも、他人を巻き込んだ事故になると重大事故に発展する可能性もあります。
そのため、自身のドライビングテクニックを過信しすぎず、常に安全運転を守るということが事故を防ぐ最も確実な方法です。

速度超過による事故は死亡率も高くなるため、バイクに乗る方は特に注意しなくてはなりません。

楽しいバイクライフを送るには、常に交通事故に遭わないよう安全運転を心がける必要があります。
無暗にスピードを出し過ぎたり、危険な運転をしてはいけませんし、他人を巻き込んでしまったら、ということを常に考えるようにしなくてはなりません。

事故を起こしてしまったら

バイクに乗っている方の中には、交通事故を経験したことがあるという方も多いのではないでしょうか。
交通事故の程度にもよりますが、特にバイクによる事故は負傷率や死亡率も高いため、なるべく事故に遭わないような運転を心がけるということが最も重要となります。
しかし、事故というのはこちらの過失だけで起きるのではなく、相手側の過失で起こることもあります。
そうした際にどのような行動をとれば良いのか、ということをまとめてみたいと思います。

状況をなるべく正確に判断

単独でガードレールや電柱に接触して転倒した、というのであればまだしも、他人を巻き込んだ事故になると迅速な対応が必要となります。
自動車と接触事故を起こしてしまい、自分が転倒してしまった場合ですが、まずは自分の体の負傷具合を確認しましょう。

頭を強く打っておらず、手足の打撲程度で済んでいるのであれば、まずすることは警察への通報です。
事故を起こした場合、現場検証をしないことには始まりませんから、警察への通報は必ずしましょう。
中には、「警察沙汰にしたくない」というような方もいますが、現場検証をしないと保険会社の保険も下りないので、どんな理由があろうと警察への連絡は必要です。

どちらかが怪我をしている場合ですが、その際には救急車の手配が必要となります。
また、例え軽い打撲で済んだと考えられる場合でも、念のために病院での検査は必要です。
後々どのような後遺症が生じるか分からないので、病院でしっかりと精密検査を受けましょう。

現場検証が終わったら次は保険会社に連絡をし、事故をした相手とお互いの個人情報を交換します。
個人情報と言っても、住所や連絡先くらいのことです。

あとは保険会社に任せる

基本的に現場検証が終わったあとというのは、お互いの保険会社同士の話し合いとなります。
そこで過失の割合や下りる保険金の額などが決まってきます。

明らかに自分に過失があった場合などは、相手の自宅へお見舞いに行くことも忘れてはいけません。
何も高価な品を手土産にする必要はないので、何かしら誠意の伝わるものを持ってお見舞いに行きましょう。

最も厄介なのは、相手が任意保険に加入していない場合や、こちらが加入していない場合です。
こうなると、補償の話が相当こじれることもあります。
示談の交渉に相手の自宅へ訪れたが相手にして貰えなかった、恫喝されたということはよくあることです。

こうした場合どうすれば良いかということですが、一つには弁護士を間に立てて交渉して貰う、という手もあります。
弁護士の業務には交通事故の示談交渉などもありますから、相談してみるのも一つの手です。

無料で相談を受け付けている弁護士事務所もありますから、こうしたケースでは法律の専門家に間に入って貰うというのは有効な手段と言えるでしょう。

オススメの女性ライダー装備

バイクは男性の乗り物、というイメージが強いかと思いますが、実際にはバイクを楽しんでいる方の中には女性も大勢います。
現在では、女性だけのツーリングサークルなどもありますし、女性だけでサーキットを走りに行くようなことも珍しくありません。
ここでは、さまざまなシーンでバイクに乗る女性の装備について記述していきます。

ツーリングの場合

長距離のツーリングなどに女性が行く場合、男性と同じようにライディングジャケットやパンツ、グローブなどのアイテムを持っていくことは必須となります。
これは男女関係なく必要になりますから、ツーリングに出かける際には必ず事前に購入しておくようにしましょう。

ライディングジャケットやパンツを選ぶ際ですが、現在では女性用という商品も販売されていますから、それを選ぶと良いでしょう。
男性用の小さなサイズを選ぶ方もいますが、基本的に男性と女性では体の作りが異なるので、実際に着用してみると違和感を感じることもあります。

違和感を感じたまま長距離の運転を続けるというのは非常に危険なので、そうしたことにならないよう最初から女性用を選んだ方が無難です。
レディース用のデザインが嫌、という方もいるかもしれませんが、最近では女性用の商品でもクールな品や、ユニセックスな品も販売されているので探してみると良いでしょう。

ヘルメットは基本的に男性用も女性用もないので、サイズとデザイン、あとは安全基準を満たしているかどうかで決めると良いでしょう。
特にサイズは重要なので、しっかりと着用して決めるようにしましょう。

スポーツ走行の場合

近年では女性でもワインディングを走行したり、サーキット走行をする機会が増えてきました。
こうしたスポーツ走行における女性の装備も基本的には男性とそう変わりはありません。
ヘルメットは男性と同じものが使用できるのでサイズさえ合えば大丈夫です。

ライディングパンツやジャケットについてはさきほども説明したように、女性用をできるだけ購入する必要があります。
男性と女性では骨格が違いますから、例え男性用の小さいサイズでもウエストあたりに違和感を感じてしまうことがあります。

また、ワインディングや仲間内でのサーキット走行会なら良いですが、本格的にレース競技やタイムアタックに出場する場合、タイヤ交換やサスペンション交換を自分で行うこともありますから、予備の服装を準備しておいたり、最初から汚れても良い服装をしておく必要があります。

また、本格的なサーキット走行をする場合はそれ専用のグローブも必要となります。
これは特に男性用女性用存在しないと思うので、サイズさえ合えばどんな品でも良いでしょう。
もちろん、しっかりとハンドルをホールドできる品というのは大前提です。

オススメの夏の装備

真夏にバイクで走ると、風を直接体で感じることができてとても気持ちが良いものですよね。
風を感じながら走れるのはバイクの特権でもあるので、夏場は自動車よりもバイクの方がより快適なドライブをすることが可能となります。
しかし、いくら涼しくて気持ち良いからと半袖半ズボンなどでバイクを運転するのは言語道断です。
例え真夏でも、しっかりとした装備でバイクの運転を楽しみましょう。

基本は長袖長ズボン

バイクは自動車と違って、接触事故などを起こすと運転手にもろダメージが加わります。
そこそこのスピードで走っていて転倒などすると痛い思いをしてしまいますし、時には重大な事故に繋がることもあります。

そのため、例え真夏であってもバイクに乗る方は長袖長ズボンが基本です。
時々、暑いからという理由で半袖や短パンでバイクを運転している方がいますが、仮に転倒した場合どのような事態となるかをよく考えてみましょう。

半袖半ズボンで転倒した場合、間違いなく全身切り傷、打撲、擦り傷を負ってしまうでしょう。
スピードを出していればいるほど、この時に受けるダメージは大きくなってしまいます。
そのため、少しでもダメージを少なくするためには長袖長ズボンという装備が必要不可欠となるのです。

理想を言えばライディングジャケットにライディングパンツという姿が最も良いのですが、ちょっとした買い物や街乗りにこの格好は違和感があるので、ジーンズのパンツにトレーナー、といった格好でも良いでしょう。

暑いからと半袖半ズボンは絶対にしてはいけません。

長距離乗るならそれなりの装備を

真夏に長距離ドライブをする場合、ライディングパンツやライディングジャケットをしっかり身に付け、ライディンググローブもできることなら着用した方が良いかもしれません。
長距離の運転になればなるほど集中力は乱れがちですし、それが事故に繋がることもあります。

また、ツーリングで高速道路などを使う場合、そこで事故、転倒などが起きた場合には重大な事故となってしまうこともありますから、やはり適切な装備が必要となります。
服装はもちろんのこと、汗でハンドリング操作を誤ってしまわないように、吸湿性とプロテクション効果の高いライディンググローブを着用しておくと良いでしょう。

ライディングジャケットの中には、熱が籠らないようなタイプの品も販売されていますから、そうした品を選ぶと暑さも軽減することができます。
また、走行中は風を受けているのでそれほど暑さも気にならないと思いますが、バイクを降りた途端暑くなってしまう可能性もありますから、着替えを持っていくというのも良い方法です。
ツーリング先でバイクを降りている時間が長そうな時は着替えた方が良いかもしれませんね。

ライディンググローブ選び方

バイク乗りの中にはグローブを常にはめて運転している方もいます。
正にバイク乗りの鑑ともいうべき存在ですが、最近ではツーリングやスポーツ走行をする際にもライディンググローブを着用する方が減少傾向にあります。
もちろん、サーキットなどでは絶対的にグローブは必要となりますが、ワインディングなどを攻める際にもライディンググローブは身を守るため、また正しい操作をする上でも必要となります。
ここでは、ライディンググローブの選び方や素材による違いなどについて記述したいと思います。

素材による違い

ライディンググローブには色々な素材でできた品が存在します。
まず、何故ライディンググローブが必要かということですが、一つには転倒などした際に少しでも手を守るためということが挙げられます。

また、長時間バイクを運転していると、汗でグリップが滑り易くなってしまいます。
グリップがしっかり掴めないとなると、コーナリング中に手が滑ってしまったり、ブレーキ操作を誤ることにもなり兼ねません。

そうした危険性を少しでも軽減するため、ライディンググローブが必要となるのです。
ライディンググローブの素材には、牛革、鹿革、山羊革、また合成素材を用いたものなどがありますが、最も高い機能を持つのは鹿革のライディンググローブです。

鹿革製品は、通気性、吸湿性、耐久性、柔軟性の全てに優れており、一流メーカーから販売されているしっかりとした造りのライディンググローブは殆どが鹿革でできています。
牛革は郷土と保温性こそありますが通気性や吸湿性に不安がありますし、山羊革も同じく吸湿性、通気性に不安が残ります。

このことから、ライディンググローブは鹿革製が最も信頼できると言えるでしょう。

グローブの選び方

ライディンググローブの選び方ですが、最も良いのはプロテクション効果が高く、なおかつ運転中の手が疲れにくいものが良いでしょう。
実際にライディンググローブを着用したことがある方なら理解できるかと思いますが、品物によっては1時間ほど運転すると手のひらが疲れてくるものもあるので注意が必要です。

サイズを合わせるというのは当然のことですから、しっかりと試着してから購入するようにしましょう。
緩すぎるとプロテクション効果は低いですし、きつ過ぎると手が疲れてしまいますし、操作ミスにも繋がり易いです。

また、季節によってグローブを使い分けるということも重要です。
夏場は夕立なども多くなりますから、そこまで計算して防水性の高いライディンググローブを選んでおけばよいでしょう。

冬場はある程度の防寒性能を備えたグローブだと、運転中に冷気で手が痛くなるというようなことも防げるのではないでしょうか。
夏用と冬用を構えておき、季節ごとに変えてみるのも良い手法です。

ライディンググローブにも様々なデザインがありますから、ジャケットやブーツと合わせるのも良いですね。

ライディングブーツの選び方

バイクで峠のワインディングを走っているという方や、サーキットの走行会によく参加しているという方も多いと思います。
バイクの醍醐味は風を切って思い切り走ることなので、スポーツ走行ではその醍醐味を思う存分楽しむことが可能となります。
スポーツバイクでスポーツ走行をする際には服装にも注意する必要があります。
理想としてはツナギタイプのレーシングスーツですが、ライディングジャケットとパンツ、足元はライディングブーツでも良いでしょう。
ここではライディングブーツについて記述します。

ライディングブーツの必要性

普段バイクを通勤や通学にしか使っていない方だと、そのまま出勤用の靴で運転している方も多いのではないでしょうか。
中にはわざわざバイク用のシューズに履き替える方もいますが、おそらく殆どの方は革靴やスニーカーといった靴で運転しているのではないかと思います。

もし、スポーツバイクで走りを楽しみたい、という方なら、足元には絶対的にライディングブーツをお勧めします。
ライディングブーツは元々バイク乗りの履くものと相場が決まっていましたが、現在ではスクータータイプのバイクに乗る方が増えたため、履く人は減少しつつあります。

しかし、ライディングブーツの安全性は非常に高く、走行中に転倒して骨折するほどの事故であっても、ライディングブーツを履いていたおかげで打撲ですんだ、ということは多々あります。
ライディングブーツはしっかりと足首辺りまでガードするよう設計されているので、足を守るには最適なアイテムなのです。

そのため、特に転倒が心配されるスポーツ走行をよくする方にはお勧めしているのです。

ライディングブーツの選び方

ライディングブーツの選び方は人によって異なると思いますが、最も重要なのは操作性です。
スポーツバイクの場合、基本的にリアブレーキは足で操作することになりますが、あまりにもソールが厚いようなライディングブーツの場合、ブレーキ操作がし難くなってしまいます。

ブレーキというバイクを運転する上で最も重要な部分を操作できないのでは大問題なので、まずはブレーキの操作性ということを第一に考える必要があります。
実際に試着してみて、足元から伝わる感覚などをしっかりと確かめておく必要があります。

デザインも重要ですが、基本的にライディングブーツはスポーツ走行をする方向けの製品でもあるので、そこまでスポーツバイクに合わない品物は少ないのではないでしょうか。

安全性についてもしっかりと確認しておきましょう。
現在では様々なメーカーからライディングブーツが販売されており、中には明らかに粗悪な品もあります。
いざ転倒した際に足首を守ってくれるか、耐久性はどうかということもチェックする必要があります。

ライディングパンツの選び方

バイクに乗る際の服装は人によって様々ですが、やはり長距離のツーリングやスポーツ走行をする際にはそれに適した服装をするのが最低限のマナーではないでしょうか。
また、意外にライディングジャケットはしっかり身に付けているのに、下だけジーンズをはいているというような方もまれに見かけます。
しかし、やはりライダーなら上はライディングジャケット、下はライディングパンツと揃えたいものです。
ここでは、ライディングパンツの素材による違いや選び方について記述したいと思います。

素材による違い

バイクで走行するときに身に付けるライディングパンツですが、その素材は様々なものがあります。
本革製の品もありますし、ナイロン製の品もあります。
最も多いのは革とナイロン製ですが、この二つは一体何がどう違うのか、という疑問を持っている方も中にはいるのではないでしょうか。

ナイロン製と革製品では、転倒などした場合のダメージが大きく変わってきます。
革製品のライディングパンツだと破れることも少なく、切り傷や擦り傷を負う可能性も低くなりますが、ナイロン製の場合あっさりと破けてしまい、切傷や擦り傷を負う可能性が高くなります。

また、革のライディングパンツはドライビングポジションを取った時のフィット感が最も高く、バイクのタンクから伝わってくる路面の情報をダイレクトに知ることができるというメリットもあります。
そのため、スポーツ走行を主体とする方は革のライディングパンツをお勧めします。

ツーリングメインの場合ナイロン製品でも充分ですが、品によって耐久性が大きく変わってくるので注意も必要です。
HYODOやRSタイチといったブランドなら比較的安心ではないでしょうか。

実際の選び方

ライディングパンツを選ぶ際も、ライディングジャケットを選ぶときと同様に試着してから購入するというのが最も良い方法となります。
ライディングパンツがあまりにもきつすぎると、リアブレーキの操作がし難くなってしまったり、正確なドライビングポジションをとることができなくなってしまいます。

また、緩すぎるライディングパンツも問題です。
緩すぎる場合、スポーツ走行をしているときにバイクのタンクから伝わる情報を正確に捉えることができなくなってしまいます。

そのため、ライディングパンツを選ぶ際には実際にバイクショップやパーツショップに足を運び、一度試着をしたのちに購入するということが最も無難でしょう。

また、ナイロン製のライディングパンツの場合でも、プロテクターを入れることも可能なので、革製品は嫌だが安全性は欲しいという方はプロテクターの着用も考えてみましょう。
革製品は安全性も高く見た目にもかっこよい品が多いですが、夏場には蒸れてしまうというデメリットもあります。

ライディングジャケットの選び方

ツーリングへ出かける際に、普段着のままバイクに乗って出かけるというようなライダーの方は少ないのではないでしょうか。
もしかすると中にはいるかもしれませんが、やはりツーリングなどに出かける際には、しっかりとしたライディングジャケットを身に付けるべきだと思います。
ライディングジャケットにも様々な種類があり、多くのメーカーから販売されていますが、ここでは選び方などについて記述したいと思います。

デザインも重要

現在、ライダー用として販売されているライディングジャケットは実に数多く存在し、様々なデザインの品が出回っています。
個性的なデザインのものから、地味なデザインのものまで実に様々な種類があるのですが、ライディングジャケットを選ぶ際にはデザインも非常に重要となります。

イメージしてみると分かり易いかもしれませんが、ハーレーダビッドソンのバイクに乗っている方がスポーツ色の強い派手なライディングジャケットを着て運転しているとどうでしょうか。
明らかにミスマッチと思う方が殆どだと思います。

つまり、バイクに合わせるということは非常に重要なのです。
ハーレーダビッドソンやゴールドウィングのようなクルーザータイプのバイクなら、やはり黒の本革製ライディングジャケットなどが似合いますし、スポーツバイクにはメーカーのロゴが入ったスポーツ色の強いライディングジャケットが似合うのではないでしょうか。

ヤマハやホンダ、カワサキといった各バイクメーカーからもライディングジャケットは販売されているので、愛車のバイクメーカーに合わせるのも良いでしょう。

試着して購入する

近年ではインターネットが普及したことにより、インターネット通販でライディングジャケットを購入する方も増えたのではないでしょうか。
しかし、ライディングジャケットはバイクの操作にも関わってくる重要なものなので、本来ならしっかりと試着をして選ぶべきです。

例えば、ライディングジャケットのサイズがほんの少しきつかった場合、肘や腕が突っ張りすぎてしまい正確なハンドリングやブレーキ操作が困難となるケースもあります。
折角購入したのだから、と着続けていると、最悪交通事故を起こすということも考えられます。

ライディングジャケットは体にぴったりのものではなく、わずかに余裕があるサイズの品を選ぶと良いでしょう。
もちろん、中には「ぴったりのサイズじゃないと嫌だ」という方もいるかもしれませんが、あまりにもぴったり過ぎるサイズだと操作ミスに繋がる可能性もあります。
そのため、ライディングジャケットを選ぶ際にはしっかりと試着し、僅かに大き目のサイズを選ぶと良いでしょう。
また、同じサイズでもメーカーによって大きさが異なることもあるので注意が必要です。

ヘルメットの選び方

バイクで公道を走るためには、交通ルール、マナーを遵守しなければならないというのは、言うまでもありません。
交通ルールを守るというのは他者を事故に巻き込まないためだけでなく、自分自身の身を守ることでもあるのです。
また、バイクに乗るために必ず必要になるものとしてヘルメットが挙げられます。
ここでは、ヘルメットの選び方や種類などについて記述していきたいと思います。

自分に合ったヘルメットを選ぶ

ヘルメットの選び方はライダーにとって非常に重要なプロセスです。
ここで間違った選び方をしてしまったり、誤った選び方をしてしまうと事故などが起きた際にしっかりと自分の身を守ることはできません。

ヘルメットを選ぶ際に最も重要なのは、用途に応じたものを選ぶということです。
つまり、スポーツ走行をするならそれに適した専用のヘルメットを選ぶ、ということです。
また、フルフェイスタイプのヘルメットでは視界が遮られているような感じがする、というような方は半キャップやジェットタイプを選ぶと良いでしょう。

安全性が最も高いヘルメットはフルフェイスタイプになりますが、場合によってはシールドが視界の妨げになってしまいます。
また、フルフェイスタイプはサイズをしっかり合わせて購入しないと、緩過ぎたりきつすぎたりすると本来の効果を発揮することはできません。

実際にヘルメットを選ぶ際には、一度かぶってみるのが最も早いです。
バイクショップに足を運び、実際にかぶってみて選ぶと良いでしょう。
分からない場合は、店員さんに用途や目的を相談したうえで一緒に選んでもらうと良いでしょう。

間違った選び方

ヘルメットを選ぶ際に、安ければ良いと考え安価なものを選ぶライダーもいます。
しかし、安価なヘルメットの中には安全基準を満たしていないものや、フリーサイズのものもあります。
こうしたヘルメットだといざというときに身を守ることができないので、しっかりと安全基準に沿った品を選ぶようにしましょう。

安全性が最も高いから、とフルフェイスタイプを選ぶのは良いですが、自身が乗るバイクに合わせるということも忘れてはいけません。
ハーレーダビッドソンのバイクやホンダのゴールドウィングなどの場合、フルフェイスタイプよりもジェットタイプのヘルメットが似合います。

バイクというのはファッションの一部でもありますから、服のコーディネートをするようにヘルメットを選ぶ必要もあるのです。
また、サーキットや峠を攻めるのに適したバイクに乗っているのに半キャップや、オフロード用のヘルメットでは完全にミスマッチと言えるでしょう。

こうしたことにも気を遣いながらヘルメットを選ぶ必要があります。
安全性は第一ですが、バイクに合わせるということも考えましょう。

危険走行とは

ルールを守った走行を

バイクに乗る楽しみの1つに、スピードに乗って爽快に風を切って走ることが挙げられます。
もっとも、バイクはライダーの身1つで乗る道具である以上、安全走行のマナーを守ることは何といっても不可欠です。
ジグザグ運転や制限速度を超えた危険走行をしてはならないのはもちろんのことですが、周囲が怖いと思う走りや、自分自身や同乗者の身の安全に危険を及ぼすような走り方は禁物です。

もっとも、自分自身では安全を心がけているつもりでも、実は危険走行をしていることがあります。
基本の基をしっかり守り、安全で快適な走りを目指しましょう。

夕方少しでも暗くなったり、雨が降ったり曇ったら、すぐにライトを点灯することが必要です。
極当然のことでありながら、ライダーはもちろん、自転車や車でも怠っている場合が多く、お互いのまだ大丈夫という油断が大きな事故につながってしまいます。
当然のルールは当然として習慣づけましょう。

スピー調整に気をつけて

また、気持ちよく走っているとやりがちなのが、減速を怠ることです。
住宅地や市街地では、どこから人が飛び出してくるか、自転車が突進してくるかも分かりません。
いつでも止まれるよう、スピードを落として走ることが大切です。
人影や自転車が走っていないからと、狭い道や住宅街や学校の通学路などで、いつものスピードで走ること自体、危険走行といわれてしまうでしょう。

特に市街地の交差点で、直進する際の減速は忘れないよう実施しましょう。
仮に対向車が右折待ちをしていなかったとしても、速度を控えて、前後のブレーキをいつでもかけられる状態で徐行運転で通過するのが基本となります。
なぜなら、対向車だけでなく、歩行者や自転車が飛び出してくる可能性があるからです。
特に小さな子供の自転車などは、どんな動きをするか分からず危険がいっぱいです。

一般道を快適に走行している場合でも、知らず知らずにうちにイン側に向かってきている場合は、ペースオーバーの可能性があります。
逆にコーナーを曲がる際に、外に膨らんでしまい、ガードレールに極めて近い距離に接近したり、逆にセンターラインを割ってしまう場合もペースが上がり過ぎ、危険走行の可能性があります。
自分のペースをコントロールできない状況になっていないか、常にバイクと呼吸を合わせ、周囲に迷惑や恐怖を与えない走行を心がけましょう。

高速道路における危険走行は、車間距離の詰め過ぎ、ラインムラ、速度ムラが挙げらえます。
これらに注意し、常に一定間隔、一定速度で直線をビシッと走ることがバイク乗りのマナーです。