転倒時の被害を最小限に抑えるには
プロテクターの着用が大切
バイクによる交通事故で、死亡につながるケースも見られます。
死亡事故の原因は様々ですが、損傷部位の中でも死亡に繋がりやすいのが頭部です。
頭部への衝撃によって、命を落としてしまう方が多いことを示しています。
運転中に頭部を保護するために、しっかりとヘルメットを紐で固定することが大切です。
頭部以外では、胸部の損傷が原因として挙げられます。
転倒によって胸部にダメージが加わることがありますが、少しでもダメージを受けないためにプロテクターを運転時には着用することが大切です。
短時間のドライブであっても、肌がむき出しにならないように心がけるようにしましょう。
体をしっかりと保護することで、大切な命を守ることができます。
ブレーキを積極的に使用する
バイクの運転時に交通事故を引き起こすことがありますが、少しでも大きなけがを負うことがないようにする必要があります。
大きなけがを負わないために、ブレーキを積極的に活用するようにしましょう。
車速が置くなるほど、転倒などによって体に加わるダメージを低く抑えることができます。
もしも障害物に衝突しそうになったら、できる限り車速を抑えるようにしましょう。
スリップしないように、ブレーキは前後に対して同時にかけることが大切です。
またABSを装着しているバイクであれば、ためらうことなく全力でブレーキをかけてください。
ブレーキをかければ体へのダメージが加わりにくくなり、頭部や胸部を打っても衝撃を低く抑えられます。
体を丸めて転がるようにする
もしもバイク同士や障害物と衝突してしまったら、できるだけ体を丸めて転がるようにしましょう。
転倒するのを防ぐために、手足で踏ん張ろうとすると骨折や脱臼などを引き起こしてしまう恐れがあります。
転倒したら、転がってしまうかもしれません。
その時には無理に体の動きを止めようとするのではなく、自然の動きに身を任せるようにしましょう。
転倒をしたときにはなかなか冷静に判断することは難しいものですが、無理をせず体を丸めることを意識してみることが大切です。
早めに家を出るようにすることも大事
バイクの事故が起こりやすい時刻として、出勤時が挙げられます。
出勤をする時刻になると慌ててしまうので、ついバイクに乗っているときでもスピードを出そうとしてしまいます。
スピードを出して運転をすると、交通事故時に大きなけがをしてしまう恐れがあります。
このような状態を防ぐためには、安全運転を心がけることが大切です。
早めに家を出れば、スピードを出すことなく運転しようと思うことでしょう。
遅刻をしないために、できるだけ早めに家を出る習慣を身につけると安全運転に繋がります。